INTERVIEW 社員インタビュー


返品というワンイシューを
ブレずに追求する
井上 徹哉
AI発行・配本事業部
事業部長
-
Q1
AI発行・配本事業部の事業内容と
井上さん個人の役割・ミッションを
教えてください -
最新のテクノロジーを活用して業界の皆様と一緒に出版流通を改善し、
次世代に
「書店で本を買う喜び」を残したいPubteXは、「次世代の子供たちが書店で本が買える環境を残していく」という理念の会社です。その中で我々AI発行・配本事業部は、「読者が求める本が書店を通じて読者にきちんと届くための仕組み」をテクノロジーの力で作っていくことをミッションとしています。
出版業界は、毎日、約200タイトルの新しい本が出版され、書店に配本されています。同時に、約30~40%の本が返品されています。
上記の返品に関わる業界課題は、現在まで解決されずに続いています。この問題をAIやサプライチェーンシステムという最新のテクノロジーを活用して解決していこうというのが、我々の仕事になります。AI発行・配本事業部では返品率を低減するというワンイシューにコミットしています。
-
Q2
今の仕事が、社会の(業界の)
どんなことに
役立っていると
思いますか?
また、ご自身の仕事の
やりがいを教えてください -
次の世代に文化を繋ぐという大きな使命
記憶に残る仕事ができる「次の世代が書店で本を選べる環境を残す」ということで社会の役に立ちたいと考えています。
この思いは個人のやりがいとも通じていて、私は紙の本が好きですし書店も好きなので、本に関われる仕事に携われることに喜びを感じています。
AI発行・配本事業部はワンイシューのために作られた部署です。
そのため、目指している方向性が明確であり、愚直に、ブレずにやるべきことを進めていきます。今は始まったばかりですが、振り返った時に「やってよかったな」と思えるような使命を持った仕事であり、記憶に残る仕事だと思います。
-
Q3
AI発行・配本事業部を今後どんな
組織(集団)にしていきたいと
思っていますか? -
既存のやり方に拘らず、チャレンジしていける組織でありたい
業界が長年抱えている課題を解決する、という困難な課題に挑戦する事業部のため、全員が本気で取り組まないといけません。今までのやり方を外部から変えていくため、パワーが必要です。課題解決にむかってワンチームで挑戦するチームにしていきたいです。
また、ゴールは決まっていますが、ゴールに向かう山の登り方はさまざまです。既存のやり方に拘らず、様々なバックグランドをもったプロフェッショナルな人と一緒に新しい景色を作っていきたいですね。
-
Q4
井上さんがPubteXで実現したい
夢は何ですか? -
書店というさまざまな価値観に出会える
場所を子供に残したい「次世代の子供たちが書店で本が買える環境を残していく」ことです。本事業を成功させることが自分の目標です。今はスマホでほしい情報を簡単に手に入れられる時代です。しかし、書店での偶然の1冊との出会いはスマホでは得られません。本には人類の過去の英知が詰まっており、偶然の出会いにより、自分の価値観が大きく広がるチャンスを未来の子供たちにも残してあげたいです。
-
Q5
会社もしくはAI発行・配本事業部の
発展で、業界がどう変化するのか、
その先の世界を教えてください -
書店で偶然の1冊と出会う機会の創出に
貢献したい「読者が求める本が書店を通じて読者にきちんと届くための仕組み」をテクノロジーの力で作っていくことで、より多くの人に書店で本を手に取って頂く機会が増えるといいと思います。書店で偶然の1冊と出会う機会の創出に貢献出来ればうれしいです。


この事業が成功すれば社会全体にも
意義のある事業になるはず
小林 隆
常務執行役員
兼 IoTソリューション事業部長
-
Q1
創業メンバーでもある小林さんのバックグラウンドについて教えてください
-
RFIDの黎明期の事業に取り組んだ経験がPubteXにつながっている
大学時代はスポーツしかしていない文系学部の学生でしたが、1988年に丸紅に入社するとなぜかいきなり情報システム部に配属され、そこで5年間鍛えられました。ここが私のシステム開発関連の事業に携わる経歴のはじまりです。
その後は営業として各時代の先端だった光学機器や携帯電話の物販の部門、海外駐在を経て、物流事業、ヘルスケア事業という丸紅では珍しいサービス事業、物流など多種多様なプロジェクトに参加。テクノロジーが変わっていく目まぐるしい時代を駆け抜けました。
中でも、約20年前に参加したRFID事業は、PubteXの創業メンバーとしての私の基礎になった経歴です。
当時の日本はUHF帯域をRFID(ICタグ)に使う電波の法整備もできていないような状況で海外に遅れをとっていたので、私は海外のベンダーと一緒に香港のRFIDプロジェクトに参加しました。
結果的にいうと、丸紅におけるRFID事業は2013年に事業譲渡することになってしまいましたが、譲渡に至った最も大きな理由は、RFID(UHF帯域)は、その技術や実用化に向けた課題解決、費用対効果・事業採算の見通しが厳しい一方、仕組み上、利用者側もアパレルなどのSPA(製造小売業)業界でしかコスト面で採算が取れず、一般の日用品にまで広げるのが難しかったからです。
前回のRFID事業から15年以上の時を経て、2022年、RFIDの知識のある人物としてPubteXの創業メンバーとして選任され、今に至ります。
-
Q2
IoTソリューション事業部の事業内容と小林さんの役割・ミッションを教えてください
-
RFIDの技術を紙の出版物の流通に使用する世界初の試み
成功に導くのが私個人のミッションRFID(ICタグ)を出版物に取り付けて作業の効率化を図ると同時に、本一冊一冊の製造から販売に至る履歴データを取ることで出版物のサプライチェーンを「見える化」し、そのデータを流通やマーケティングに活用する仕組みを作り運用していくのがIoTソリューション事業部の仕事です。
RFID(ICタグ)は電波を使って非接触で通信し個体識別する技術で、商品の個体管理が可能となり、現在は主にアパレル業界で使用されております。日本ではユニクロやGUの商品に付いているRFIDタグが有名で、見たことがある人も多いでしょう。ユニクロのセルフレジで一瞬で会計ができるのもRFIDのおかげです。同時に店側はRFIDからどの商品がどのように売れたかなどの詳細なデータを獲得しています。
IoTソリューション事業部では、このRFIDを中心に大きく分けて3つのビジネスを展開していきます。
まずは、書籍につけるICタグを出版社に販売する事業。ICタグを本に装着できるような形で開発・製造・販売を行い、出版社はこのICタグを自社の製本に組み入れ、流通させます。
次に書店等へのRFIDデバイス販売です。ICタグを読み取るには専門のデバイスが必要なので書店等にこれを販売します。
最後は、RFIDで獲得した情報をクラウドで一元化し、このデータをSaaS形式で購入してもらう事業です。ICタグがついた本の流通量が増えていくほどデータは蓄積され、これまでにない価値を提供できるようになります。
RFIDの技術を紙の出版物の流通全体に使うのは世界初の試みです。これらのIoTソリューション事業部の全ての業務を取り仕切って進めることが、私の役割でありミッションです。
-
Q3
今の仕事が、社会の(業界
の)どんなことに
役立っていると
思いますか?
また、ご自身の仕事の
やりがいを教えてください -
成功すれば出版物の流通における問題点の多くが解決される
業界だけでなく社会的に価値のある
チャレンジ出版物をRFIDで管理するプロジェクトが成功すれば、今の出版物の流通における問題点の多くが解決されます。
流通や店頭業務の効率化により棚卸や返本作業などが大幅に減り、物流費・人件費を含めさまざまなコスト低減が実現するのはもちろん、もっと大きな規模で見ても資源の無駄やCO2削減、人手不足の流通業界のロス削減など、社会的にも意義がある事業になるはずです。
まさにいいこと尽くめですが、今まで実現されなかったのは、世界的に見ても非常にハードルが高いシステムであり、既存業務(バーコードベースのオペレーション)への適合性の難易度も高いからです。私もグローバルにRFIDを見てきたからこそ、RFIDの書籍への応用が難しいチャレンジであると誰よりも理解できていますが、同時にやりがいも感じます。
-
Q4
IoTソリューション事業部の中長期的ビジョンはどう考えていますか?
-
2025年1月からの本格始動に向けて複数の
マイルストーンがある今後の流れとしては、2023年の夏頃から小学館・集英社・講談社の3社の新刊コミックスにRFIDをつけ、秋頃からは書店でのパイロットを始めます。まずは小規模ではじめて、システムを細かく検証していき、2025年1月から本格始動していく計画になっています。それまでには、ジャンルをコミックス以外にも広めていくこと、RFIDを使ってもらう出版社を広めていくことなど、クリアすべきポイントがいくつもあります。
-
Q5
RFIDを搭載した書籍が出ることで業界がどのように変化するのか、その先の世界を教えてください
-
より多くの読者と書籍が効率よく結びつく
世界になる実現するまでには長い道のりになってしまいますが、世の中の全部の本にRFIDをつけ終わり、RFIDで出版物を管理する世界が来たなら、より多くの読者と書籍が効率よく結びつき、紙の本の文化が活性化していくでしょう。
非効率な流通の改善だけでなく、出版社は書籍のリアルタイムの在庫や売れ行きはもちろん、どの書店でどのくらい本が手に取られた回数までもわかるようになりますし、書店では非接触端末をかざすだけで在庫管理や会計ができ、人的コストが圧倒的に削減できるでしょう。また、読者へ個別に特典の提供やプロモーション(サイン会招待、割引サービスなど)といった新たなサービスの提供や取組も可能になるでしょう。他方、会計をしていない本を店外に持ち出そうとすればRFIDが反応してゲートで音が鳴るようになったり、仮に盗難に合った場合も詳細を詳しく知ることができます。盗難ロスを削減することも書店経営改善に寄与できると考えています。
-
Q6
IoTソリューション事業部をどんな組織にしていきたいですか?
またどんな人と一緒に働きたいと
思いますか? -
チームワークを大事にする前向きな人と
強い組織を作っていきたい我々の仕事はただRFIDを売るという物販事業ではなく、ソリューションビジネスです。データを使ってどう発展させるかを、IoTソリューション事業部というチーム全体で考えて、チームとして強くなっていきたいと思っています。また、社内だけでなく、社外のパートナー(RFIDベンダーやシステムベンダーなど)とも一体となったチームで、出版業界に貢献していきたいと考えています。
サッカーや野球を見ればわかる通り、強いチームには個々のスキルの高さとチームワークの両方が必要になります。
今は少数精鋭のチームですし、システムに強いとかソリューションの提案力が高いとか……何か得意分野がある方と一緒に働きたいと思っていますが、チームワークという観点でいうと、チャレンジしたいという前向きな気持ちや諦めないでやり続けていく気持ちがある人と、一緒にやっていきたいです。


「人が書店で本に出会い、
人生が
豊かになる経験」
を守る事業に
関われていることが、
私のやりがい
M・E
AI発行・配本事業部
ビジネスオペレーションチーム
-
Q1
現在の具体的な業務内容を
教えてください -
AIデータと出版社をつなぐ、
掛橋のような仕事AI発行・配本事業部のオペレーション企画チームに所属しています。私の現在のメインの業務は、当社がAIで導き出した数字を出版社に活用してもらうための提供業務です。
これまでの出版社はほぼ経験則で発行部数を決めていたので、実際の需要よりも大きすぎたり小さすぎたりしてきました。作りすぎて在庫が過剰になっているところを、今後はAIが解析したデータを使って最適な発行部数にしていきましょうと出版社に提案しております。
具体的には、AIが出してきたデータを細かくチェックして、発行部数の推奨値として出版社に提供します。データの参照方法をチームリーダーが出版社に説明するのでそのサポートをしたり、それを元に出版社の意見のヒアリングも行います。出版社にAIが作ったデータをよく活用してもらうために、出版社との意見交換をもとにPDCAを回していくようなイメージです。
-
Q2
今の仕事が、社会の(業界の)どんなことに役立っていると思いますか?
また、ご自身の仕事のやりがいを教えてください -
本の世界が好きだからこそ、使命感とやりがいがある
課題になっている高い返品率を最適な形にできれば、コストの削減に繋がり、ひいては業界の健全化にも繋がります。最適化を図ることで、出版業界を守る使命感のある仕事だと思います。
この使命感は自分個人のやりがいにも通じています。私は個人的にも紙の本が大好きなんです。昔から本は私の友達のような存在でした。本というモノ自体も大好きですが、それ以上に「本との出会い」に大きな魅力があると思っています。「人が書店で本に出会い、人生が豊かになる経験」を守っていくという事業に関われていることは、私の仕事のモチベーションです。
実務的なやりがいでいうと、PubteXはまだできたばかりの会社なので、この立ち上げ時期に携われるのは良い経験をさせてもらっていると感じています。
前職は2万人規模の大きな会社にいたので、個人の業務範囲は限られていました。
それに対し、PubteXは歴史の長い会社じゃないからこそ、裁量権が大きく、いろんな仕事ができています。うまく行かないこともあるけれど、その中で自分が何をできるのかを考えてチャレンジしていくのが、大変であり、やりがいを感じているところです。
-
Q3
転職においてPubteXを選ばれた
理由を教えてください -
本が好きなこと、ワクワクする仕事であること、
これまでの経験を活かせることの3つが決め手転職の決め手になったのは3つのポイントからでした。
1つ目は大好きな本に携われる仕事であることで、2つ目は会社の価値観に共感したことです。
PubteXは他のどの会社もやっていないことを、イチから作り上げていく会社です。このイチから作り上げるワクワク感は、私の価値観に合致していると思いました。
3つ目は、前職の経験がPubteXの業務でも生かせると思ったからです。前職は金融業界で営業をしていて、これまでの法人相手の顧客折衝経験をPubteXでも活かせるのではないかと考えました。
お客様とコミュニケーションを取り、お客様のニーズを聞き出すという業務経験は、今の仕事にも役立っていると思います。
-
Q4
どんな人と一緒に働きたいですか?
-
明るく、臨機応変に動ける方を待っています。
みんなで助け合っていける環境なので心配は要りません!一番は明るい方です。また、臨機応変に動ける方が良いと思います。PubteXは一から立ち上げた前例のない会社だからこそ、壁にぶつかることもあると思いますが、それでも挫けることなく、その場その場でできる対応を考えて動ける方が向いていると思います。
こう聞くと怖いと感じるかもしれませんが(笑)、新入社員が一人で放置されるということはありません。人数が少ないからこそ、皆が協力しあっているし、相談できる環境です。
一緒に頑張っていきましょう!


様々な得意分野やバックグラウンドを
持った人と共に仕事がしたい
M・W
AI発行・配本事業部
データサイエンスディレクター
-
Q1
現在の業務内容を教えてください
-
出版業界の流通を改善するためのAIを作る、世界初の試み
現在、データサイエンスディレクターとしてAI発行・配本事業部におけるAI開発をリードする役割を担っています。とはいえ今はまだプロパーのエンジニア数名の状況で協力会社の方にも協力頂きながら業務を進めている状況です。
私たちが作っているのは、世界で初の出版業界の流通を改善するためのAIです。これまでになかった発想のものを一から作るだけではなく、そのためのデータを集めるところまで自分たちで考えてやっています。
-
Q2
今の仕事が、社会の(業界
の)どんなことに
役立っていると
思いますか?
また、ご自身の仕事の
やりがいを教えてください -
AIで紙の本の流通を最適化
問題解決の道筋が見えた時に
やりがいがあるまだ始動したばかりですが、AIを使うことで紙の本の流通を最適化し、出版業界を活性化させていけると思っています。
私は元々本好きなので、紙の本の文化を守るのに役立つシステムを作っていること自体にやりがいを感じています。
また、日々データと向き合っている中で、「このデータがあれば、これが解決できる」という発見がある時や、理論と実際のデータが繋がった時、問題解決の道筋が自分の理論で説明できた瞬間は「よし!」と思いますし、楽しいです。
-
Q3
転職においてPubteXを選ばれた理由を教えてください
-
昔から本が好きだから、紙の本が持つ文化を
守るという
PubteXの理念に共感できた元々私は研究者でした。通信上の問題を最適化したり、画像検索を効率化したり、統計や数学を実世界へ応用する、という仕事をしていました。
つまり私は「データサイエンティスト」という言葉が生まれる前からデータサイエンティストだったんです。
数年前からデータサイエンティストとして仕事をするようになりました。ただ前職は在宅勤務の出来ない環境でした。子育ての関係で在宅業務がしたいと思い、データサイエンティストとしての転職先を探していたところにPubteXと出会いました。
私は大学生の時に読書に目覚め、一般の文学はもちろん、哲学書から技術書まで幅広いジャンルの本を読んできました。新入社員の頃は、年間200冊の本を買って会社の寮のベッドの周りが本で埋まっているほどでした。
デジタル化が進んでも、紙の本が好きです。紙をめくる感覚や残りのページ数を指で挟む感触、何度も読んでボロボロになった本の質感……紙の本からは、文章以上の作者のメッセージを読み取れるし、そういった読書経験が私の財産になりました。
ですから、紙の本という文化を守るというPubteXの理念には私も大賛成で、技術者として私も参加したいと思い、入社しました。
-
Q4
どんな人と一緒に働きたいですか?
-
私と違う強みを持った人と一緒に
仕事がしたい
違う人間同士なら刺激しあえるはず一番の希望は、「私と違う強みを持った人」です。例えば、私は数学が得意なのですが、今一緒に開発をしているメンバーの中にはプログラミングが得意で「Kaggle」のメダリストがいます。得意分野が違うからこそ、その方にはいつも刺激をもらっています。
今は協力会社の方にも手伝って頂き開発をしていますが、ゆくゆくは社内でしっかりデータサイエンスチームを作っていきたいので、プログラミングが得意だとか、データ分析の技術に優れているとか、運用が得意だとか……いろんな得意分野やバックグラウンドを持った人に来てほしいです。
-
Q5
蓄積していったデータを活用し、そこにAIを用いると出版業界の未来はどう変わりそうですか?
-
AIが弾き出す推奨値が出版社の戦略を
変化させる
欲しい人の元に必要な本が届く未来が
やってくる例えば機械学習で初版部数の推奨値が出せるようになると、これを見た出版社が「初版の発行部数と以降の重版をどのようにしていくか」の戦略を立てられます。
本を作る側が最適化されれば、本を読む人の未来も最適化されるはずで、欲しい人の元に必要な本が届く未来がやってくると思います。そうなれば、本屋さんがより楽しい空間になり、ひいては子供に本屋さんという環境を残すことにつながると思っています。
子供に「本屋さんってなに?」と言われる未来は悲しいですから、書店はずっと続いてほしいというのは、私の個人的な願いでもあります。未来の子供たちにも、棚に陳列されている「本の表紙や背表紙と目が合う」という偶然の出会いを体験してほしいです。


目指すは出版業界の未来を変える
システム創り
R・T
AI発行・配本事業部
システムエンジニアリングチーム
チーム長
-
Q1
現在の業務内容を教えてください
-
システム全体を管理するプロダクト
マネージャーPubteXのシステム全般におけるプロダクトマネージャーを行っています。具体的にはシステム構築における要件や、システムの設計からリリース、その後の運用保守までの体制やシステム構築全般をプレーイング&マネジメントしている立場です。
-
Q2
今の仕事が、社会の(業界
の)どんなことに
役立っていると
思いますか?
また、ご自身の仕事の
やりがいを教えてください -
役に立っていると胸を張れるのはこれから
ハードルは高いけれど作り上げる過程に
やりがいを感じる現時点では、役立っていると胸を張って言えるレベルには来ていないと思っていますが、もちろん目指すべきは出版業界の未来を変えるシステムを創るということです。
出版物は、様々な要素が売れ行きに左右するため、需要予測や適正な量を維持することが難しい商材です。また、膨大な出版物が存在しているため、情報を把握するだけでも業務負荷が高いと考えています。出版物に目を配らせている出版業界の方々に広く役立つことができる仕組みを構築していきたいと考えています。
“出版業界のためになること“目指すことはシンプルですが、そこに到達するまでの課題は複数あり、打ち手は無数にあります。その中で、制約要素はありつつも、どれが一番良い手段なのか、どのようにシステムとして実現していくか、を検討していくことに裁量があることはやりがいを感じます。
また、私たちのシステム構築は始まったばかりです。もっと良いものを目指して進化していかなければなりません。“出版業界のためになること“という意味では、終わりがない点も、この仕事の魅力だと感じています。
-
Q3
あなたが働く上で大切にしている
ことは何ですか? -
近視眼で物事を見ず、少し引いた目線で
考えること「ちょっと先はどうなるかな?」をいつも考えるようにしています。近視眼で物事を決めて後悔しないよう、長い目で物事を考えたいです。振り返ることも多いのですが、細かいことであっても、「後々他に響く可能性はないか?」と考えて、振り返りつつ、1つ1つ細かいところを大事にするのも忘れないよう心がけています。
-
Q4
どんな人と一緒に働きたいですか?
-
変化を楽しみ突き詰めて考えられる人
システムではなくプロダクトを提供している意識を持ってほしいまずは、変化を楽しめる人です。事業が新しいので、プロジェクトが進んでいる途中でも変更しなければならない場面があります。最初は軽視していた部分が後々重大な要素だったと気づいて「やっぱりあの方がよかったね」と変更する場面や、突発的な変更を依頼される場面があります。どちらにせよ、そういった時にも柔軟に対応していける人、楽しめる人がいいなと思います。
また、1つ1つを突き詰めて考えて、システムを作れる人です。さらに言うと、「自分はシステムではなくプロダクトを提供する」という意識で働ける人と働きたいと考えています。そして使うユーザ目線を大切にして欲しいです。
先ほども話しましたが、“出版業界のためになること“を目指す、私たちのシステムには終わりはありません。作って終わりじゃなくて、運用を含めてこの先どうやって行くのかまで考えられる人が向いていると思います。
技術観点では、プラットフォーム的な制約要素はありますが、割と柔軟な会社だと思います。理にかなっているなら、どんな技術を使ってもいいという柔軟な考えを組織として持っています。また、そもそも世界で初のシステムを作っているのだから、新しい技術にも、発想にも積極的です。自由な発想でシステム構築したい人には楽しい環境ではないでしょうか。
各部門で活躍してくれるような、スペシャリティを持っている方を歓迎します。
-
Q5
あなたがPubteXで実現したいこと成し遂げたいことは何ですか?
-
PubteXしか実現できないこと
事業を支える仕組みを構築したい長い出版の歴史の中でも、大手出版3社が手を組んだことは、異例中の異例です。そして、“出版業界のためになること“という大きい目標を実現するにあたり、事業の屋台骨であるシステムを構築することは非常に難易度が高いと考えています。
一方で、業界全体を見据えた仕事、というのは、生きていく中で滅多に関われることではありません。
貴重なバックグラウンドとオポチュニティを活かして、PubteXだからこそ実現できる事業を支えるシステムを構築していきたいです。


紙の本の文化がいつまでも続くような
未来を築き上げたい
S・K
AI発行・配本事業部
戦略企画チーム チーム長
-
Q1
戦略企画室の業務内容と自身の業務内容を教えてください
-
サービス開発や導入支援など、幅広く事業企画を手掛ける
AI発行・配本事業部で、戦略企画チームのチーム長をしています。立ち上がったばかりのベンチャーですので、幅広く事業戦略、サービス開発や営業に関わる業務を行っています。
具体的には、出版社へのヒアリングを通じて顧客の課題についての解像度を高め、解決すべき課題の優先順位を付けながら、他チームのメンバーと協力してサービス開発を推進しています。また、出版社へ向けて弊社のAIサービスの活用方法を提案し導入を支援する業務も行っています。
今後サービスが成長するにつれ、出版業界へ新規開拓の営業も行っていきます。
事業の立ち上げフェーズにおいては、未確定な部分が多く、柔軟に対応しながら業務を進めています。
-
Q2
今の仕事が、社会の(業界
の)どんなことに
役立っていると
思いますか?
また、ご自身の仕事の
やりがいを教えてください -
この世界から書店を無くさないための
試みに参加できるやりがい私自身も本と本屋さんが好きで、子供の頃から漫画や雑誌を本屋で立ち読みして怒られたり、大人になってからビジネス書を好きになったりと本と本屋さんにはさまざまな思い出があるので、書店が街からなくなる姿は想像したくありません。
書店にとっての厳しい現状の根本的な原因は、やはり返品の多さにあると思います。この構造的な課題を解決し、魅力的な本が読みたい人に届けられる仕組みを構築していけば、再びこの業界を活性化できると思います。
PubteXの事業はこの世界から書店を無くさないための課題解決に繋がっていますし、それに自分が参加していることにやりがいを感じています。
-
Q3
転職においてPubteXを選ばれた
理由を教えてください -
会社の立ち上げフェーズに参加することは
またとない経験になる前職ではインフラ企業で、新規事業開発を行っていました。まだ世の中にない新しい事業を立ち上げたり既存の仕組みを改革するような仕事に面白みを感じ、自分の得意分野だと思っていたので、その視点から転職先を探していました。
その中でPubteXの求人と出会い、ここなら私のしたい仕事ができるのではないかと考えました。去年の4月に立ち上がったばかりの会社ですから、この時期に自分が参加できることはまたとない経験でしたし、このタイミングで出会ったことは運命と感じました。
-
Q4
PubteXで実現したい夢は何ですか?
-
出版業界がかつて以上に賑わって、さらに
はデータが面白いコンテンツ作りに
役立つ
未来が来るかもしれない私は子供がいるのですが、家庭の方針として子供にはタブレットではなく紙の本で児童書や絵本などを読ませています。
紙の本の文化がいつまでも続いていってほしいので、今は下火だと言われている出版業界全体が息を吹き返すよう、まずは目先の事業をきちんとした形にするのが目標です。
出版業界がかつてのように……むしろかつて以上に賑わって、行きたい本屋さんが日本中に溢れる未来を、PubteXのシステムが陰から支える世界を創っていきたいです。
さらに未来の夢を語ると、今のサービスは返品率の低下などの効率化を支えるものですが、
いつかはそれ以上の存在になれたらいいなと考えています。
例えば、Netflixのように、コンテンツの作り手とユーザーを繋げるようなデータ活用が出版業界でもできるようになれば、より面白いコンテンツが生まれることでしょう。出版業界でもコンテンツの作り手とユーザーを繋げられるようなデータ活用ができる未来があれば面白いのではないでしょうか。具体的にどのようなシステムになるかまではまだ思いつきませんが、単に効率化だけで終わるのも味気ない気持ちもありますし、そんな世界も面白いと思っています。
-
Q5
これから入る新しい仲間の為に
戦略企画室ではどんな人と一緒に
働きたいですか? -
本が好きな人にきてほしい
柔軟でエネルギッシュな方をお待ちしています!目的がはっきりしている会社なので、やはり何かしら本や本屋に愛着を持っている人が良いと思います。実務的には、数字を扱う仕事なので、数字に抵抗がない人が向いています。また、人から話を引き出し正しく理解する傾聴力、実現したいことを的確に人に伝える言語化能力は必要です。
さらに、柔軟でエネルギッシュな方は歓迎です。事業立ち上げのフェーズでは状況の変化が激しい分、至るところに成長機会があると捉えることもできます。いろんな立場で物事を考えられる柔軟さと、自分も積極的に活躍しようというエネルギッシュな方が向いているかと思います。